10月9日日曜日のこと、宗像高校で行われた高校ラグビー
福岡県予選2回戦を観戦しました。対戦カードは新宮高校と
私の出身地八女市から唯一参加した黒木輝翔館高校の
対戦でした。黒木輝翔館高校は単独チームとしては初参加
と思います。中高一貫校という事情から、人数は少ないものの
中学世代からメキメキ実力をつけており、チームワークに優れた
チームと感じました。
前半は格上の新宮高校がバックスの展開力をいかして2トライ
10-0でリードして折り返しました。しかし、後半は輝翔館の
フォワードが健闘し、次第にゲームの主導権を握り、ペナルティ
キックやモールによるトライなどにより得点を重ね、15-22で
リードして、ロスタイムにはいりました。ほぼ、輝翔館が勝利を
手中にしたと誰もが思いました。
ところが、ロスタイムに入っても、新宮高校はボールをつなぎ
優れたバックスの展開力を発揮して、トライ。そして、ゴール
キックも成功して、ノーサイド。トライ数で新宮が3回戦進出と
なりました。
まさに、劇的な幕切れ。輝翔館サイドの応援席は呆然とした
状態でした。
輝翔館ラグビー部の出場者は3年生は4人、半分は1年生、
リザーブの登録は2名という陣容です。結果は残念ですが、
大健闘と思います。部員は6年間の強化期間があるという
メリットがあります。今後強くなって欲しいし、きっと強くなる
と思います。
2回戦にもナイスゲームがありました。