2.割安物件にはどのようなものがあるか
福岡都市圏で現在分譲している新築戸建住宅をみると、
都市部近郊の住宅地で3000万円~4000万円、郊外エリア
の住宅地で2000万円~3000万円程度となっています。簡
単にいえば、標準的な新築戸建住宅といえども、同じ福岡
都市圏で4000万円と2000万円と2倍の格差があるといえま
す。個別の事情等を考慮すれば、もっと大きな価格格差があ
るものと考えられます。
ここでは、価格格差を生じる要因を下記のとおり、4つの要
因に整理しました。
①住環境に問題があるケース
②立地に問題があるケース
③画地条件に問題があるケース
④特殊要因によるケース
以下では、上記の4つの要因について解説します。