ノーシード校の躍進

   

昨日は高校ラグビー新人戦を観戦しました。

場所は筑紫高校グラウンドです。本日から

Aシード校の登場。私が最近注目している

輝翔館ラグビー部が伝統校修猷館に挑戦

しました。

輝翔館ラグビー 030

輝翔館はノーシード校で登録選手は18名です。

登録可能は25名ですから、部員不足は明らか

です。昨年、初めて15人制に単独チームで参加

したばかりで、学校の規模も小さく、八女市の黒

木町という過疎の街に立地することから非常に

厳しい環境で練習していることが推察されます。

正直、相手は強豪校ということで、かなり厳しい

洗礼を受けると思いましたが、予想外の健闘を

見せました。フォワードは一貫して優勢で、前後

半にそれぞれトライを獲得し、Bシード獲得はフロ

ックではないことを証明しました。バックスの決定

力は修猷館に軍配があがりましたが、確実にチー

ムが強化されており、今後はAシード校も油断ので

きないチームになる予感がしました。

最近は福岡の高校ラグビーも中学の有力選手の

獲得競争という側面があるようですが、輝翔館の

ような地道な強化を進めるチームが上位にくると

一段と活性化するような気がします。

ちょっと、気になるのは、登録選手の人数が少ない

チームが増えたような気がします。強豪校の東筑の

登録が16名というのは驚きました。ラグビーが盛んな

福岡でも選手人口の減少深刻なのかもしれません。