5月11日のことですが、異業種交流会の博多経友会の
定例会に参加しました。演題は「銀行との戦い方」で、講
師は経営コンサルタントの平原理日朗さんでした。
バブル崩壊後に銀行との交渉で苦い経験をした平原さ
んが、その経験を生かして、中小企業経営者の立場に
立って、資金調達資金繰りを専門にアドバイスをしている
とのことでした。銀行との生々しい交渉の経緯は経験者
にしか、実感できない、理不尽さだと思いました。私も若
い頃、貸付係として債務者との交渉に従事していまし
た。若気のいたりとはいえ、債権者の論理を債務者に
押しつけていたのは、本当にお恥ずかしいかぎりです。
今思いだしても、身が縮むおもいです。お客様よりも本
部を向いて仕事をすることに、何の疑問も持っていませ
んでした。
平原さんが、苦い経験を糧としてコンサルタントとして活
躍されていることは、とっても格好いい生き方だなと感じ
ました。