市長選挙で問われる福岡市のまちづくり

   

10月9日の土曜日にデータマックス社主催で、次期福岡市長

選挙立候補予定者による討論会が行われました。私も聴講

しましたが、大変勉強になりました。

内容は福岡市のまちづくりを中心とした、政策を議論するもの

でしたが、1.アイランドシティの問題2.こども病院の移転

3.地下鉄の延長等についてが主要なものでした。

アイランドシティについては、いずれの候補者も明快な解決

策を示すことはできませんでした。80年代以降のなんとか

なるだろう的な構想は大きなツケを払うことになったようです。

塩漬けがベストかもしれません。

こども病院のアイランドシティへの移転は、問題点が多い

ようです。患者の家族の負担は想像以上に大きく、また

ヘリコプターの離発着は航空機の航路の関係で難しい

とのことでした。しかし、現地建て替えも手狭で困難の

ようで、九大六本松キャンパス跡地を推す声もありました。

地下鉄七隈線の延伸は反対が大勢でした。私としては

七隈線の沿線発展への波及効果は大きいものがあるので

博多駅まで延伸すべきと思いますが、少数意見のようです。

福岡市も近い将来、人口の減少時代に入ります。いささか

危機感に乏しいように感じたのは、私だけでしょうか。