古家付きの土地は、更地よりも安い価格で取引される
ケースが多いようです。しかし、安いのには、何でも
理由があります。
1.土地の有効利用の制約
古家付きの土地は更地に比較して、容積率の非消化
や周辺環境との用途の非適合などにより、有効利用
が制約されている場合が多いです。この制約が価格
差として、顕在化するケースが多いようです。
2.建物の取り壊し費用の負担
古家付き土地については、ただちに更地化するケース
と当面は現状の利用を継続して、何年か後に建物をと
り壊して、建物を新築するケースがあります。どちらに
しても建物の取り壊し費用が取引価格に反映すること
になります。