「土地の値打は道路付きで決まる」と言うのは本当で
す。土地を購入する方はくれぐれもご注意ください。
1.方位
住宅地は特に接面する道路でその住み心地は大きく
かわります。南側道路に面する土地は、北側道路に面
する土地に比較して、日照・通風等に優っています。土
地単価も5~10パーセン程度開きがあるのが普通で
す。
2.高低差
住宅地では道路よりやや高い地盤が好まれます。し
かし、高すぎると擁壁等も必要になるケースもあるほか
高齢者は階段の存在が大きな負担となるケースもあり
ます。
3.幅員
建築基準法では4メートル以上の道路に接面しないと
その土地には建物は建てられません。例外的に4メート
ル以下の道路で建物の建設が認められる場合でも、
道路の中心線から2メートル後退する部分は道路とみ
なし、建物の敷地面積には算入できません。道路幅員
が狭い密集市街地では、地震や火災時に大きな被害
を受けるケースが多いようです。できれば5~6メートル
の道路に接面する土地の購入をおすすめします。
続く