前回に続き、道路付について。

４．公私道の別

道路は公道と私道に分けられます。公道は国や地方公

共団体が管理する道路、私道は個人や法人が管理す

る道路です。公道は道路として一般の用に供されてい

ますが、私道はその所有者の専用道路で、一般の使用

が制限される場合があります。私道にのみ接面する土

地を購入しても、その私道の所有者の同意がとれなくて

水道管の配管が不能となるケースもあるので、ご注意

ください。

５．角地や二方路

一方路の画地に比較して、二面を道路に面する角地や

二方路画地は、建物設計の自由度や、日照・通風の良

さなど、一般に価値を押し上げる要因となります。

６．系統・連続性

主要な幹線道路との連続性は、価値に影響します。特

に、行き止まり道路は、回遊性に欠けて、減価要因とな

ります。

７．法規制

道路を建築物の敷地とすることはできません。計画道

路として都市計画で予定されている土地は利用が制限

される場合があります。